日本見聞

すでに日本から帰って2週間以上が経ちました。

ちと感じたこと。

思った以上に地元が寂れていた。
我が家はドーナツの真ん中、人の出はあるが若い人が移り住んでこない。昔は同居していたんだろうけど、今の時代しないよね。

町はほぼ限界集落化している。都市部のおかげでお金を出せば冠婚葬祭ができるので厳密にはちがうだろうけど。60代半ばの親が一番若い方なのですべてのXX会の役員をやっている。(町内会と老人会がほぼ同じメンバー)30代にようやく乗り始めた弟は町内の力仕事にすべて招集がかかっている。

近所の神社。ここは遊び場として開放されていて近所の子どもの溜まり場だった。野球したり、サッカーしたり。私の小さい頃は近所のおじさん、おばさんが遊びの相手やコーチなどをして面倒みていた。今や、子どもが遊ばないのでぺんぺん草が生えている。昔は子どもが遊んだおかげで草も生えることさえも出来なかった。

近所の店が閉まってる。個人商店から企業化しなかったお店が高齢化で閉めてしまった。しかも近所に総合型ショッピングモールが出来たのでさらに拍車をかけた。八百屋、タバコ屋、よろずや、駄菓子屋、写真館。(すごい昭和が流れていた~)

近所のクリーニング屋が閉店になったのはショックだった。わざわざ日本に服を持って帰ったこともあるぐらいなのだ。丁寧手仕事。何を持っていってもいい仕事をしてくれたのに。もちろんお値段は少々お高めだが、何を持っていってもちゃんと生地に合わせて洗濯してくれた。

時代の流れとして許容するべきなのか、街の活性化として何かすべきなのか。迷うところである。